【1】別居するまで

離婚

最初の結婚は、普通に恋愛して結婚したのですが、私の我慢できない事がどんどん増え
15年間経ったとき別居に踏み切りました。

元旦那はかなり世間知らずな人。
そのせいで私はあちこちに謝まり、元旦那にも
なんとか直してもらおうと努力しました。

私の話が聞けそうな様子の時まで待って
「あの時だけどさぁ…やっぱり良くないと思わない?」と…
色んな角度からなぜ良くないかを説明し、
「そうだよな」
と本人が納得するまで話し合いをする。
そんな日々を何年も続けました。

同じような事が何度もあり、そろそろ我慢の限界って時に、どうしてもやって欲しくない
ことがあり、私は何度も言ったんです。
「この約束破ったら、離婚するからね」と。

元旦那は返事するでもなく、ただニヤニヤしていました。

数日経った頃、友達から電話が掛かってきて知ったんです。

約束破られた!!

その日、元旦那に確かめました。
「私との約束破ったの?」

元旦那は何も言わずニヤニヤしながら
フェイドアウトしていきました。

完全に冷え切った家庭

私は何かがプツンと切れました。
怒れるでもなく、悲しくて泣くのでもない。

それからというと、会話は必要最低限、夕飯も
作ったら一緒に食べず、私は2階へ避難。
そんな日々を送りながら離婚を考えて始めていました。

私には子供が3人いて、3人とも私が育てると決めていたので、ネックは収入。
仕事は外注の仕事だったため、収入が不安定で何の保証もありません。
踏み出す勇気がなく、悶々としていました。

そんなある日…
完全に冷え切っている状態を子供たちも分かっていて 次男から、
こんな空気の家なら、僕帰って来んくなるよ!
と言われてしまいました。

そりゃそうだよね!
私は、次男のその言葉で踏ん切りが付きました。

アパート契約

約束を破ったことに対して何の言い訳も謝りも
なく、私からも何も言われないので、普段通りの生活を送っている元旦那。

勿論、離婚もジョーダンと思っていたのでしょう。

ですが、こんな空気のままでは子供達にも
いいはずないのに、何のアクションも起こさない。

私にはアクションを起こす気力は もう残っていなかったので、結局話し合いも一切なくなりました。

私は密かにアパートを探し始めました。
そして契約!

そして元旦那に、私は子供3人連れて家を出るからと伝えました。
そしたら慌てて話し合いをしようと言われ、
仕事を切り上げて帰ってきました。

それからも何度か話し合いはしたんですが、
最終的に私が、「このままでは何も変わらないから、お互い頭を冷やすためにも とりあえず別々に住もうよ」と言い別居が決定しました。

子供1人置いてけ!と言われ、断固拒否で言い合いになりましたが、無事私が3人連れていくことになりました。

元旦那のお義母さん

その後、元旦那は両親に話をしたらしく、お義母さんが私の話を聞きに来てくれました。

お義母さんは泣き出し、元旦那を実家に戻すから、私と子供たちでここの家に住んで!と言われました。

私は葛藤しました。
今この家を出て行かないと、離婚はできない。
この何年間、何度離婚を考えたことか…
今回が最後のチャンスだと思っていたのです。
でも元旦那の両親にはお世話になったと思っていたし、なにより好きな人達だったので
泣かれると断れず、その場ではわかりましたと伝えました。

元旦那のことはだいたい分かっていたので、
実家には行かないだろうな…と思っていたのもあったからです。

案の定、
親から言われたけど、なんで俺が出てかなあかんのや⁉怒
分かってる。私が出てくからいいよ。
で終了。笑

別居

子供たちの学校を変えたく無かったので、車で5分くらいのアパート。
昼間は自宅で仕事、夜になると1人でせっせと荷物を運び、数日で私と子供たちの荷物を運び終えました。

その時、長男は中3で受験生。
今思えば、かなりキツイことをさせてしまったなと、心が痛みます。

ごめんね…長男君。

次頁 【2】長男の高校受験

タイトルとURLをコピーしました